心理学講座12
2021.09.11
蒔かぬ種は生えぬ
蒔かぬ種は生えぬということわざ
について、解説していきます。
人はみな、夢を追い求め、
成果を求めます。
しかし、何もしないでいては、
成果、結果を出すことはできません。
成果を出すためには、
成果を出すための種を
植えておかなければなりません。
自然を観察しておれば、
種がなければ芽が出ないし、
花も咲かないし、
実もならないことがわかります。
種も蒔かないのに、
自分の不運を呪わないようにしましょう。
自分の境遇を嘆かないようにしましょう。
よく、愚痴や不満を毎日
言い続けている人がいます。
私は恵まれていないのだと、
私は不幸なのだと。
しかし、ちょっと待ってください。
そのような人は、種を蒔く努力も
していないことがほとんどです。
どんどんと種を蒔きましょう。
種の蒔き方や育て方は、
いろいろと勉強しましょう。
本を読むなり、
インターネットで探すなり、
うまくいっている人に聞くなり、
いろんな方法があります。
そして、とてもいろんな種類の種が
存在しています。
愚痴を言っている暇があったら、
まず、種を蒔きましょう。
そして、芽が出るのを待ちましょう。
さらに、芽が出れば、
順調に育つように努力しましょう。
しばらくすると、花が咲きます。
そして、実がなり、
収穫の季節となるのです。
ですから、何かを始めるときは、
それが花を咲かせ、実がなるまでに、
ある程度の時間がかかることも
認識しておきましょう。
どんなことでも、
すぐに結果が出ることは
ほとんどありません。
花が咲き、実がなるまでは、
ずいぶんと時間がかかり、
手間がかかるものです。
焦らずじっくりと取り組みましょう。
実がなるまでは、
ある程度の時間がかかるのですから。