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心理学講座11

 2021.08.19

悪縁契り(ちぎり)深し

 

 

悪縁契り(ちぎり)深しということわざ

 

について、解説していきます。

 

 

悪縁、くされ縁と

 

呼ばれる仲があります。

 

 

そして、なぜか悪縁や、

 

くされ縁は、なかなか切れません。

 

 

逆に、良縁は、早いうちに

 

切れてしまうことが多いです。

 

 

これはなぜかと言いますと、

 

縁というものは、インドなどでは、

 

カルマとも業とも呼ばれていまして、

 

原因と結果の法則の内の、

 

結果がまだ現れていない、

 

不完全燃焼のエネルギーのことだからです。

 

 

鏡の法則(原因と結果の法則)は完全ですから、

 

必ず、原因から結果を生もうとします。

 

 

でも、時期やタイミングの問題で、

 

結果を生むことができずに

 

くすぶったまま残ったエネルギー、

 

そして、結果を生み出す機会を

 

じっと待っているエネルギー、

 

これが、縁の正体です。

 

 

前世などで、原因となる

 

エネルギーのやりとりをした者同士は、

 

今世でひきつけられます。

 

 

それは、結果を生み出そうとする

 

エネルギーがそうさせます。

 

 

そして、結果が生み出されれば、

 

縁は切れて、その者同士は、

 

別れたり離れたりします。

 

 

さらに、悪縁、くされ縁というのは、

 

かなり多くのエネルギーがくすぶっていて、

 

また、不のエネルギーが強いために、

 

より多くの結果を現象化しないと

 

縁が解消しません。

 

 

そのため、悪縁、くされ縁は、

 

なかなか解消されず、

 

縁もなかなか切れないのです。

 

それだけ縁が深いということです。

 

 

じっくり落ち着いて、根気よく

 

取り組んでいく必要があります。

 

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